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MATH POWER 2017 向けに巨大パズル作成(6)

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MATH POWER 2017 のニュースが色々流れ始めているようだ。

それによると巨大パズルは、横6m、縦1.5mと横に長い合体ナンプレになった。
(いや、本当はちょっと前から知っている)
縦1.5mというのは、このくらいの範囲なら立って手が届く範囲だろうということ。
横6mというのは、会場に設置できる巨大合体ナンプレを貼るために確保できる長さで決まったのだろう。
このサイズ、たとえば新宿の地下道の壁にある巨大な看板と比較するとだいたい分かる。
長さ6mということは、一歩60cmとすると10歩の長さになる。

問題は、合体数だろう。9x9の標準のナンプレが何枚重なっているか。
50枚、100枚とかではなく、もっともっと多いのだ。
あまり多いと、易しい問題にしても、書き込むマスの数が多く大変であるし、1つのマスが小さくなると書き込みにくくなる。
それ以前に、そういう巨大合体ナンプレは作ったことがない。Gattai-13-105211.png
大量のメモリを搭載した超強力なマシン、いわゆるスパコンを使っているかというと、そこまでコンピュータ・リソースは富豪になっていない。
このくらい大きいのは、今回初めての注文である。

並べ方は角のブロックだけが重なるようにして、ずらっと並べる。

次の問題は、Sumo(13合体)である。



Gattai-13-105211.png
この問題では、外枠が黒の場合と、青の場合がある。
これは、縦または横の連続する9マスのうち、どの9マスが1?9が1つずつという排他的になるかを調べる場合に、範囲を明確にするためである。
連続する9マスで、両端が同じ色になっているのが排他的な範囲(元の9x9の範囲)である。

Gattai-13-colexp.pngこの図は、横9マス連続につぃて、有効な9マス連続(緑)と、無効な9マス連続(赤の破線)で示している。赤で示されている9マス連続を有効と勘違いすることによる誤りがどうしても多発するので、外枠に色を塗った。
9マス連続の両端が同じ色の太線(外枠)だったら有効で、異なる色の外枠の場合無効ということで、無駄な勘違いを減らす工夫である。

合体数が少ないときには間違えないのだが、合体数が増えてくると、縦および横の9マスの範囲が全部が黒線だと混乱しやすいので、色をつけてみた。
なお、MATH POWER のときに、どうするか、どの色にするかはこれから決まる。

合体数がこのくらいになると、次第に合体ナンプレならではの解き方が出てくるので、解いて楽しんでみよう。本番での練習にもなると思う。
ただし、この問題はヒントは少ないものの、できるだけ易しくしたため、重なっている3x3のブロックが早い段階でどんどん決まってしまう。
重なっているブロックが決まってしまうと、2枚の9x9のナンプレはそこで切り離すことが出来る。
なので、4隅の重なっているブロックの9マスの数字が全部決まってしまうと、それは単なる9x9のナンプレとして解くだけになる。
こういう状態を「後始末」という。

合体ナンプレどくとくの手筋については、次回以降に書くかもしれない。


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このページは、fujiが2017年9月16日 00:00に書いたブログ記事です。

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